〝偉大なる航路(グランドライン)〟の最終地点にあるといわれている
【ラフテル】

ワンピースの歴史上、ロジャー海賊団しか確認できていないという伝説の島です。

伝説の島「ラフテル」とは、どのような島なのか?


漫画のタイトルでもあるワンピース「ひとつなぎの大秘宝」が存在する島として、最も有力とされている場所が、グランドラインの最終地点である「ラフテル」です。
そして、ラフテルにたどり着いたのは、海賊王となったゴール・D・ロジャー海賊団のみとされています。

ラフテルには誰も上陸していない!?

海賊王ゴール・D・ロジャーは、白ひげに「ラフテルへの行き方を教える」と語っているが、

「歴史上、ラフテルを確認したのは、海賊王の一団のみ」とされています。

従って、ラフテルの場所は分かるが上陸はしていないと推測できます。

また、ロジャーが白ひげに語った「行き方」という言い回しより、「空島」や「魚人島」のように通常の航海では辿り着けず、特殊な方法でしか行けないと考えられるのではないでしょうか。


果たしてラフテルとはどの様な島なのか?

ラフテルとは?

ラフテルの文字を色々な英語のスペルで考察してみます。

RAFT (いかだ、浮き木)
RAPHUTAR (ラピュタ)・・天空の城
LAUGH (笑う、自然の風物が生き生きしている)
ROUGH (荒れてる土地)

などが、挙げられます。


また、ラフテルのロゴをアルファベット化すると、
R・A・F・T・E・L 
R⇒ロジャー
A⇒エース
F⇒ドフラミンゴ(未確定)
T⇒ティーチ
E⇒不明
L⇒ルフィ

となり、Dの一族と関連しているとも言われています。


ラフテル有力説

【空に浮かぶ島】

空島スカイピアでルフィに倒されたエネルですが、その後、方舟マクシムに乗って、月に到達したことが、短編シリーズの扉絵である「エネルのスペース大作戦」で明らかになっています。

さらにエネルが月で見つけた古代都市の壁画には、翼を背に持った月の人たちが描かれています。 
ワンピースの世界では空島の人はみんな、背中に翼があり、月の民の子孫である可能性も考えられます。

月の民がDの一族と関係があると考えれば、スカイピア同様にDの一族に関係する空に浮かぶ島があるとも考えられるのです。

【海底に沈む島】

ONE PIECE(ワンピース)の物語では、ギリシャ神話を参考に描かれていることが多く、ラフテル島のモデルとなっているのは、ギリシャ神話のアトランティス島と考えられます。

アトランティスとは?

古代ギリシアの哲学者プラトンが著書『ティマイオス』及び『クリティアス』の中で記述した、大陸と呼べるほどの大きさを持った島と、そこに繁栄した王国のことであり、強大な軍事力を背景に世界の覇権を握ろうとしたものの、ゼウスの怒りに触れて海中に沈められたとされているのです。

ここで、オハラのクローバー博士が話した〝空白の100年〟に関する仮説に関連性が生まれます。

その内容には〝ある巨大な王国〟についての仮説が挙げられています。

ギリシャ神話を参考にしたアトランティスがラフテルと考えると、ギリシャ神話に登場する神の名前にちなんでいる 3つの古代兵器【プルトン】【ウラヌス】【ポセイドン】と歴史の本文(ポーネグリフ)が関係していると考えられます。
憶測になりますが、「空白の100年に栄えた巨大な王国」は、海軍により古代兵器を用いて消滅され海底に沈められた、海軍は一国を滅ぼす力となる古代兵器を封印し、王国が栄えた時代を隠蔽した。」と考えれば、その謎を解く歴史の本文(ポーネグリフ)を調べる学者を処罰することに、つじつまが合うのです。

全ての謎が眠る「巨大な王国」こそがラフテルであり海底に沈められたと考えられるのではないでしょうか?

【世界の裏に存在する島】

グランドラインの出発点となったのが、リバースマウンテンです。

物語では鯨のラブーンと再会を約束し、逆流する滝を上ってグランドライン出発しています。

ワンピースの世界も地球同様に球となっており、まっすぐ進めば最終地点は、リバースマウンテンということになります。

「リヴァース」には、「逆」という意味がありますが、「裏」という意味もあります。

リバースマウンテンは全てが逆になっていると考えると、裏側にも世界が存在すると考えられるのです。

スタート(出発点)であり、ゴール(最終点)であるリバースマウンテンですが、逆の言葉で考えれば、「出口」であり「入口」であるとも考えられます。

ラフテルの秘密が解るのは、まだまだ先の話になりそうです。

ONE PIECE「ひとつなぎの大秘宝伏線
空白の100年伏線